ssn めんこい庵(十割ソバ)

11月例会

SSN「めんこいクラブ」

15年11月例会

西区・区民センター

2015年11月12日(木)


今月から新そばとなりました。
10月の例会がお休みであったせいか、久しぶりに打つ新そばに
ワイワイガヤガヤと賑やかな中にも一生懸命に美味しい十割蕎麦を
作ろうとみな額に汗を流しながら頑張っていました。

新規参加者もアドバイザーに教わった通り素直にそば打ちをされ、
先輩を上回るほどの見事な手前蕎麦をゲットされました。
お二人がお持ち帰りになった蕎麦の評判もさぞかし良かったことと
思います。

今月も教室を借用している西区区民センターからお掃除ついて
お褒めのお言葉をいただきました。
これも90歳越えの大先輩や老若男女が一致協力して準備清掃に
当たっているお陰だと感謝申し上げます。
これからもよろしくお願い致します。

12月の例会は今年から1回となりました。
12月の例会日は12月17日(木)です。


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by ssnmenkoian | 2015-11-14 01:31 | 2015年の歩み | Comments(1)
Commented by hoshigarasu2 at 2015-11-14 22:28
今月も長く繋がった「ホロミノリ」美味しかったですね。

長く繋がった蕎麦といえば「吾輩は猫である」の苦沙弥先生と奥さんが迷亭先生の蕎麦談義を聞かされる場面を思い出します。

奥さん蕎麦を食うにも色々流儀がありますがね。初心の者に限って、無暗にツユを着けて、そうして口の中でくちゃくちゃ遣っていますね。あれじゃ蕎麦の味はないですよ。何でも、こう、一としゃくいに引っ掛けてね」と言いつつ箸を上げると、長い奴が勢揃いして一尺ばかり空中に釣るし上げられる。迷亭先生もう善かろうと思って下を見ると、未だ十二三本の尾が蒸籠の底を離れないで簾垂の上に纏綿している。「こいつは長いな、どうです奥さん、この長さは」と又奥さんに相の手を要求する。奥さんは「長いもので御座いますね」とさも感心したらしい返事をする。「この長い奴へツユを三分の一つけて、一口に飲んでしまうんだね。噛んじゃいけない。噛んじゃ蕎麦の味がなくなる。つるつると咽喉(のど)を滑り込むところがねうちだよ」と思い切って箸を高く上げると蕎麦は漸くの事で地を離れた。左手に受ける茶碗の中へ、箸を少しずつ落として、尻尾の先から段々に浸すと、アーキミジスの理論に因って、蕎麦の浸かった分量だけツユの嵩が増してくる。ところが茶碗の中には元からツユが八分目這入っているから、迷亭の箸にかかった蕎麦の四半分も浸らない先に茶碗はツユで一杯になってしまった。迷亭の箸は茶碗を去る五寸の上に至ってぴたりと留まったきり暫く動かない。動かないのも無理はない。少しでも卸せばツユが溢れるばかりである。迷亭もここに至って少し躊躇の体であったが、忽ち脱兎の勢いを以て、口を箸の方へ持って行ったなと思う間もなく、つるつるちゅうと音がして咽喉笛が一二度上下へ無理に動いたら箸の先の蕎麦は消えてなくなっておった。見ると迷亭君の両眼から涙の様なものが一二滴眼尻から頬へ流れ出した。山葵が利いたものか飲み込むのに骨が折れたものかこれは未だに判然しない。「感心だなあ。よくそんなに一どきに飲み込めたものだ」と主人が敬服すると「御見事です事ねえ」と細君も激賞した」迷亭は何も言わないで箸を置いてに胸を二三度敲いたが「奥さん笊は大抵三口半か四口で食うんですね。それより手数を掛けちゃ旨く食えませにょ」とハンカチで口を拭いて一寸一息入れている。

お口直しに漱石の蕎麦の俳句を一句ご紹介します。いかめしき門を這入れば蕎麦の花